▪️コラム、今後のマーケット展望

今のマーケットは日経平均に連動する銘柄があげていますね。
あがっているのは日経平均のみかと思うくらいです。
個別銘柄はシビアな状況です。

全体の動向を見ると、
日経平均を買っているのは外人が2800億買い。
個人が6700億売っています。

つまり今売っているのは個人投資家です。
これは現物の話です。

現物ではなく、外人は先物を5000億買っています。
トピックスも5000億買い。
つまり、外人は現物と先物で1兆3000億買っています。

それに対して、個人が売り向かっている状態です。
外国人は日本株にかなり強気になっています。
日銀の株式の買い付けについてですが、

日銀は株と国債を買っています。
直近でETFを12億づつ毎日買い、株が下がると715億買っています。
現在、日銀の保有残高は21兆7000億になります。

どこかで売らないといけないのですが、
売るという話題はまったくないですね。
売らないなら、マーケットからこの分の株券が消えたということ。

バブルの時に日銀は株を買い、50年持ち続けて売却しています。
もしかして安倍さんと黒田さんはそのくらいのスパンで考えているのかもしれません。

ますますユニクロの株は浮動株が減るので、乱高下しやすくなります。
ソフトバンクも同じです。

投機筋シカゴのディーラーは円が安くなると思っています。
アメリカは金融引き締めで金利をあげていますね。日本はお金をすって、
ジャブジャブにしています。
なので、金利差拡大から素直に円安ですね。

米国では国債の利回りが3パーセント超えると、
株から国債に年金などの運用資金が移動します。
日本と違って国債が魅力的ですから。
リスク0で3パーセントもらえるのはいいですね。

石油価格はWTIが上昇。目標は75ドル。
もう間も無くイランの石油の規制をするでしょう。
日本もイランから石油を買えなくなります。

なので、石油価格の上昇。
インフレになりやすい。その結果、為替が円安になりやすい。
外人はこのことをわかって、円を大量に売っています。
為替はエリオット波動で観ると114円で3波動が終了。

ここからは2波動の円高があるでしょう。
その後、さらなる3波動の円安があると思います。

114円74銭を抜けるかどうかー
抜けたら一気に円安。
抜けないと円高になる可能性が高いです。

仮に114円を超えると119円まで円安になるでしょう。
仮に114円から円高になると108円までの円高もあるかもしれません。
どちらかに跳ねるでしょう。

外人は円安にかなりはっています。
もし円安になるなら、輸出関連銘柄があがりますね。
また、外人が買っている日経平均に連動する株があがるかもしれません。

ダウはトレンドラインとアウトラインを引いて、
アウトラインを上抜けていますので、
さらに上がるでしょう。28000ドル目標です。

ナスダックも上昇トレンドが続いています。
日経平均は三角保ち合いを上抜けています。

23000円を突き抜けていますので、
ペナント型を突き抜けたので、竿分上昇。
つまり24875円を付けに行っています。

これが短期の波動です。
長期の波動は約27000円です。